超初心者向け!サイト運営を効率化するエクセルの基本&活用方法

表計算ソフトで有名なexcel(エクセル)。
オフィスではお馴染みだと思いますが、使ったことがないと、ちょっと難しそうなイメージがあります。
ここでは、はじめてexcelを使う時に、やり方が分からずわたわたした基本的な操作方法と、サイト運営作業を効率化する活用術をまとめています。
【エクセル】セル内での改行するには?
エクセルのセル内で改行するエクセル初心者操作メモです。
エクセルでセル内で改行するには、改行したいところで「Alt」キーを押しながら「Enter」を押す。
これでセル内で改行できます。
【エクセル】行や列を追加する
この行と行の間に1行入れたい、この列と列の間に1列入れたい、そんなときのexcel初心者操作メモです。
行や列を選択したら、行番号のところで右クリック、「挿入」をクリックします。
ポイントとしては、excelでは、追加する行や列は、選択した行や列の「前に」入ります。
つまり、行の場合は選択した行の「上に」追加されるので、5行と6行の間に追加したい場合は、6行目を選択します。
列の場合は、選択した列の「左に」列が追加されます。
このとき、スマートタグが出てきます。
行や列を追加すると出てくる「ハケ」のようなアイコン、これが「スマートタグ」。
これをクリックすると、追加した行の「書式(装飾)」を選択できます。
このアイコンは、行や列の追加直後に出てきて、別の操作をすると消えてしまいます。
装飾をする場合は、ここで書式を決めると楽です。
「上を同じ書式」「下と同じ書式」「書式のクリア」の3つから、好きなものを選べば完了です。
また、複数行を追加したい時は、この上に追加したい、という行から追加したい行数分を「選択」します。
3行追加したい場合は、3行「選択」します。
行番号のところで右クリック、「挿入」をクリックすると3行分が追加されます。
【エクセル】連続した数字を自動入力
excelで自動的に連番を入力する初心者操作メモです。
入れたいセルが列(Aなどアルファベット)でも行(数字)の場合でも、やりかたは同じです。
①入力する範囲の最初のセルを選択します。好きなセルをクリック。
②連続データの最初の値を入力します。仮に1と入力。
③つぎに、連続データのつぎの値を入力します。1,2,3……と連続させるなら「2」を入力します。
④番号を入力した2つのセルを選択します。「Shift」+「十字キー」または右クリックからのカーソル移動で選択できます。
⑤「フィルハンドル」をドラッグして、連続データを入力する範囲を選択します。
フィルハンドルってなんぞや?と思ったのですが「太枠の右下」に出てくるドットのことらしいです。
これを右クリックすると大枠が伸びるので、好きなところまで伸ばします。
右クリックを離すと確定、数字が自動入力されます。楽!!!
さらに、大枠を右クリックすると、ショートカットを使わなくても 複数セルをブロックのようにまとめて別のセルへ移動させることもできます。楽!!!
ちなみに、セル内に「#(エラー)」が出る場合は、列幅が狭くて表示できない可能性があるので列幅を変えてみましょう。
列ヘッダ(アルファベットの方)を右クリックして「列幅の変更」から変更できます。
【エクセル】背景色を暗くして目疲れを軽減する方法
エクセルの地が白いと、長時間見ていると目が疲れてきます。
そこで、背景色を黒や濃いグレーにして、目疲れを軽減しようと思います。
①列・行ヘッダの交点にある▶をクリックして全体を選択します。
または、「Ctrl」+「A」を押しても全体を選択できます。
②どこでもいいのでセルを右クリック。
③アイコンメニューの「塗りつぶし(バケツのようなの」アイコンのトナリにある▶をクリック。
④カラーチャートが出てくるので好きな色を選択。セル全体に色がつきます。
⑤文字色が見づらい場合は、またセルを右クリックして「A」アイコンをクリック。
カラーチャートから見やすい色を選んでフォントカラーを変更します。
以上で完了です。
印刷などで色を戻したいときは、同様の方法で指定したい色に変更しましょう。
エクセル活用術①
テキストに検索リンクをつける方法
キーワード一覧などを取得したとき、excelから検索結果を見れたら楽ちんですよね。
そんな検索リンクの作り方です。
まず、列Aに検索結果を見たいキーワードがあるとします。
列Aをクリックして「挿入」で空の列Bを作ります。
つぎに、キーワードのある「行」に移動します。ここでは5行めとします。
列Bの5行目のセルであるB5に以下を入力します。
=HYPERLINK("http://www.google.co.jp/search?num=50&q="&A5,"検索")
文字で「検索」と出るので、これをクリックするとGoogle検索結果が表示されます。
あとはこれを1列丸ごとコピペすればOKです。
A5などセル番号部分は、自動でA6,A7,A8と数字が変わるのでコピペ一発です(excelすげー!)。
これで、キーワードの検索結果をすぐに見ることができます。
エクセル活用術②
テキスト先頭に文字列を一括追加する方法
.htaccessファイルで、複数のファイルのリダイレクト設定を書く時などに使える方法です。
コマンドでファイル一覧を取得してexcelに貼り付け、リダイレクトコードを追加します。
あとはexcelの内容をテキストファイルに貼り付けて、タブを半角スペースに置換すれば完成。
通常、テキストエディタだと、テキストをブロック状に扱うことができません。
excelではセル単位をブロック状に動かせるので、行頭にテキストを一括追加する事もカンタンです。
くわしい手順は次のとおり。
テキストを追加したいファイルをテキストエディタで開きます。
テキストを全選択して(「Ctl」+「A」)、コピーします(「Ctl」+「C」)。
エクセルを開いて新しいシートを作成、さっきのテキストをペーストします(「Ctl」+「V」)。
テキスト先頭の「列」タブをクリックして、「挿入」を選択、列を追加します。
追加した列に、追加したいテキストを入力したら、必要に応じて一列まるっとコピペします。
あとは全選択してテキスト全体をコピー。
それをテキストエディタのファイルにペーストすれば完了です。
セル同士の区切りはタブ変換されるので、テキストエディタの「置換」機能で半角スペースに変えます。
タブや半角スペースは、普通のテキスト同様コピペできるので、置換前・置換後の欄にそれぞれペーストして、置換を実行すればOKです。