【GA4】
ディレクトリごとの
レポートを表示する方法

2023-08-19

「Google Analytics」では、2023年7月に従来のレポート形式である「Universal Analytics(通称UA)」が終了しました。

それにともない、新たなレポート形式である「Google Analytics4(通称GA4)」への移行も本格的になりました。

ぎりぎりまで「UA」を使っていたけど、重い腰を上げて「GA4」を使い始めた、という方も多いのではないでしょうか(私です)。

ここでは、「GA4は導入済みだけど、目的に合ったレポートの出し方がイマイチよく分からない……」といった方に向けて、「特定のディレクトリのレポート」を作成・表示する手順を見ていきたいと思います。

なんとなく難しそうな印象のあるGA4ですが、1つずつ手順をおっていくと、「GA4」に苦手意識のあった筆者でも作成することができました。

早速、見ていきましょう!

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GA4で検索レポートを作成する


©Google.LLC

まずはGoogle Analyticsを開き、左側にあるメニューから「検索」をクリック。

「データ検索」ページになるので、「新しいデータ検索を開始する」のレポート形式のなかから「空白」をクリックします。

「変数」項目の指定

「空白」レポートページになります。

ここには「変数」「設定」の設定欄と、それを反映するレポート表示スペースがあります。

まずは「変数」欄の設定をしていきましょう!

「変数」欄には、「セグメント」「ディメンション」「指標」といった項目があります。


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まずは「ディメンション」という項目の「+」をクリック。

ディメンション一覧が出てくるので、「ページ/スクリーン」をクリックして開き「ページタイトル」「ページパス+クエリ文字列」にチェックを入れて、画面右上にある「インポート」ボタンをクリックします。


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これで、ディメンションにチェックした項目が登録されました。

続いて、「ディメンション」項目の下にある「指標」項目の「+」をクリック。

指標一覧が出てくるので、「セッション」をクリックして開き、「セッション」にチェックを入れて画面右上にある「インポート」ボタンをクリックします。


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これで、「ディメンション」「指標」ともに項目が登録されました。


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「設定」項目の指定

続いて、「変数」欄のとなりにある「設定」欄を操作していきます。

「設定」欄にはレポートの表示形式を決める「手法」「ビジュアリゼーション」といった項目をはじめ、「セグメントの比較」「行」「列」「値」「フィルタ」といった項目が並んでいます。

まずは、「行」の項目にある「+」をクリック。


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さきほど設定したディメンション一覧がポップアップで出てくるので、「ページタイトル」をクリック。

さらに、「値」という項目にある「+」をクリック。


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さきほど設定した指標一覧がポップアップで出てくるので、「セッション」をクリック。

すると、右側にレポートが表示されます。

レポートに記事タイトルだけではなくファイル名も表示したい場合は、「行」の項目の「+」をクリックして「ページパス+クエリ文字列」も追加してみましょう。

「行」に追加された項目はドラッグアンドドロップで上下に移動できるので、先に表示したい方を上に持っていくと見やすくなります。

ここから、特定のディレクトリのデータに絞りこむ設定をしていきます。

「フィルタ」で表示データを絞り込む

「設定」欄の「値」項目の下にある「フィルター」項目の「+」をクリック。

さきほど設定したディメンションや指標の一覧が出てくるので、「ページパス+クエリ文字列」をクリックします。

すると、「条件」欄が出てきます。

「マッチタイプを選択」欄をクリックして、「含む」を選択。

「式を入力」欄には、表示したいディレクトリ名を入力して、「適用」ボタンをクリックします。


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これで、指定したディレクトリに絞りこんだレポートが表示されます。

たとえば「https://sample.com/content/」という構成のサイトで「content」ディレクトリを指定したい場合は、「/content/」と入力すればOKです。

ディレクトリ以外にも、共通するファイル名などでも絞り込むことができます。

たとえば「test-a.html」「test-b.html」といった「test」のついたページなどのデータだけ表示したい場合は、「式を入力」欄に「test」と入力するとデータを絞りこむことができます。

最後に、レポートにわかりやすい名前をつけておくと、あとで見返すときに探しやすくなります。

「変数」欄の「データ検索名」という欄にデフォルトで入力されている文字(「無題のデータ検索」)をクリックして、内容の分かりやすいようにレポート名を入力します。


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今回は「contentレポート」としてみました。お好みで設定してみてくださいね。

GA4でディレクトリごとの
レポートを表示する方法 余談

お疲れ様でした!

一度作ったレポートは、「データ検索」のトップページでレポート一覧に自動的に追加されるので、あとからカンタンに見返すことができます。

ぱっと見で内容の分かる名前をつけておくと、あとから探しやすくオススメです。

「設定」欄にある「ビジュアリゼーション」欄では、クリック1つでグラフ形式を変更することができます。

慣れてきたら、作成したレポートに合わせて試しに変更してみるのも楽しいですよ。

また、レポート表示欄は「自由形式1」というタブになっていますが、となりの「+」をクリックすると、新しいレポートタブを追加することができます。

「自由形式」を選択すると、ここまで見てきた手順で同様にレポートを設定できます。

「式を入力」欄で指定ディレクトリを変更することで、複数のディレクトリのレポートを並べることもできるので、お好みで追加してみるのもいいかも知れません。

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