サンプルコードの特殊文字を
少しでも楽に変換する方法3つ

2021-03-27

サンプルコードを記事に掲載する時、ちょっと手間なのがエスケープ文字。

エスケープ文字は、そのままでは文字として画面上に表示できない特殊文字のことです。

「<>」などが代表的ですね。

そのままでは表示できないので、「&lt;&gt;」といった特殊な書き方をして表示させるのですが、 HTML や java script といったエスケープ文字を多用する言語では、長いソースコードを掲載するのも、なかなかの手間ですよね。

ここでは、サンプルコードを表示させる時に避けては通れない特殊文字を、少しでも楽に変換する方法を3つほど、まとめてみました。

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単語登録する

エスケープ文字を少しでも楽に変換する方法一つ目は、単語登録機能です。

日本語入力ソフトの多くは単語登録機能があるので、特殊文字を覚えやすい「よみかな」で登録しておくと、使いたい時にさっと使えて便利です。

エスケープ文字をきちんと暗記できている場合は直打ちしたほうが早いかもしれませんが、私のようにエスケープコードをよく忘れてしまう場合は、単語登録でいちいち調べる手間を省けます。

ただ、一つずつ変換しなければいけないので、長いソースコードを書く場合にはちょっと大変ですね。

エディタの置換機能を使う

エスケープ文字を少しでも楽に変換する方法2つ目は、テキストエディターの置換機能です。

コードを書きやすい愛用のテキストエディタを使っている方も多いと思いますが、テキストエディターの多くは置換機能を備えています。

一文字ずつ置換していくのもいいですが、オススメなのは「選択した範囲の一括置換」。

単なる一括置換だとプログラムコードまで置換されてしまいますが、こちらは選択した範囲だけを一括置換できるので、とても便利です。

置換する前に、エスケープしたいソースコードを「Shift+矢印キー」などで選択するだけなので、手間もかかりません。

PHPでHTMLエンコードする

エスケープ文字を少しでも楽に変換する方法3つ目は、PHPでHTMLエンコードすることです。

PHPで出来るエンコードにはいくつか種類がありますが、ここで使うのはHTMLエンコード関数「htmlspecialchars()」です。

URL形式にエンコードする「urldecode()」関数とは違うので、間違えないようにしましょう(私です)!

この方法ではソースコードをPHPに通すだけで、完全自動でエスケープ処理をしてくれます。

PHP

<?php
$chord='
<div>
サンプルコード
</div>
';
$chord=htmlspecialchars($chord);
echo $chord;
?>

ページ上でPHPを使える必要はありますが、自分では一切手間をかけずに特殊文字をエスケープできるのが魅力ですね。

サンプルコードの特殊文字を
少しでも楽に変換する余談

ここまで、エスケープ文字を少しでも楽に変換する方法を3つほど見てきました。

私がよく使っているのは、単語登録とエディターの置換機能。

単語登録はちょっとしたコードでエスケープしたいときに便利です。

エディターの「選択した範囲だけ置換」は、長めのコードを変換する時にとても楽!

PHPでHTMLエンコードするのは全自動なのでとても簡単ですが、ページ上でPHPを動かせない環境だと使えないのが難点ですね。

特殊文字の変換は地味に大変なので、方法を発見する度に「こんな方法が!」と感動しています。

何を今更というような基本的な方法ばかりかも知れませんが、少しでも発見があれば嬉しいです(*^^*)

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