記事をリライトした後にするべき、
たった1つの約束
サイト運営では、時折、過去に書いた記事を加筆修正(リライト)して、1つ1つの記事の品質を上げていく事も大切です。
記事を大幅にリライトした場合は、ただアップロードして終わりではなく、そのあとに必ずやっておくべき事もあります。
それは、「インデックス登録をリクエスト」することです。
リライトしても検索結果は古いまま
リライトした記事は、再びクロールされるまで、タイトルから内容まで、古い記事の状態のままで検索結果に掲載されています。
せっかく大幅にリライトして品質を上げても、これだと、ちょっと残念ですよね。
そこで、これを即座に新しい内容に更新するために、サーチコンソールの「URL検査」機能から「インデックス登録をリクエスト」をしておきましょう。
サイマップ送信だけよりも、個別にリクエストした方がクローラーにアピールする事ができます。
何度もリクエストしても優先度は変わりませんが、前にリクエストしたから~と遠慮することもありません。
記事を更新したよ、とクロールに教えてあげることで、新しい内容を素早くインデックスしてくれます。
大幅に記事をリライトした時は、サイトマップ送信だけでなく、個別にインデックス登録をリクエストして、情報の更新を促しましょう。
記事タイトルだけ変更する時は
内容を大幅にリライトした時は、インデックス登録にリクエストするのがおすすめですが、タイトルだけを変更した場合などでは、少し注意がいるかも。
以前は、タイトルだけを頻繁に変更すると、ペナルティを受ける(順位が大幅に下がる)と言われていました。
内容はいいのにタイトルにキーワードが入っていない場合など、タイトルを変更するだけで検索順位が上がる事もあります。
ですが、何度もタイトルだけを変更して登録リクエストすると、ペナルティ対象になる可能性もあります。
ユーザーから見ても、頻繁にタイトルが変わると記事を探しづらいので、記事タイトルはよく考えて、変更はなるべく少なめにしておきましょう。
何度もタイトルを変更する場合は、内容もそれに見合った手入れをした方がいいかも知れません。
1つの記事を分割した時は
長文過ぎる、テーマが複数ある場合など、公開後に1つの記事を2つ以上に分割する事もあると思います。
そういった時、記事を複数に分けてもちゃんとインデックス登録されるのか、ちょっと心配になったりもします。
というのも、先に元の記事がインデックス登録されているので、分割した記事が「重複コンテンツ」扱いされてインデックスされないのでは、という懸念があるからです。
結論的には、記事を分割しても、(少し時間はかかっても)問題なくインデックス登録されます。
実際、私も長すぎる1つの記事を2つに分割した事がありましたが、リクエストから2~3日ほどで分割記事もインデックス登録されました。
1つの記事を分割した時は、お互いに内部リンクを張っておき、両方の記事で「URL検査」と「インデックス登録のリクエスト」をしておきましょう。
そうする事で読者の利便性も損ねず、記事の最新の情報をクローラーにも伝えやすくなります。